ジェームズ
ウイングメーカー・マテリアルのすべてを創造した匿名のクリエーター。Jamesとは彼の助手であるサラが名付けた仮の名前である。
『Collected Works of the Wingmakers Vol. I』(2013, James Mahu, editor and co-author John Berges,2013*;通称、WM大全)の発刊後は、James Mahuというペンネームが使用されている。
*正確な発行年は2012年。
Mahuとは、ラビリンスグループ(地球外起源のテクノロジーのリバースエンジニアリングを行っているNSA内部にある非公式組織ACIO内の地下グループ)と提携関係にあるET種族「コルテウム」のリーダー「Mahunahi」に由来すると思われる。
ジェームズは未来からの転生体であり、多次元的な自己を持ち、「Mahunahi」もジェームズの無数にあるアイデンティティの一つであることが暗示されている。
ウイングメーカーは、惑星の教化にあたり、主に四つの領域からアプローチを行う。その領域とは、科学、宗教、芸術、政治であり、彼らの査定により、現代の3次元テラアースは、芸術の惑星であると判断された。
ジェームズは芸術のエキスパートであり、最初にテラアースに転生してきたリリカス*の教師である。一般的に最も抵抗を受けにくいのが芸術の分野であるため、最初に芸術的な表現をもってウイングメーカー・マテリアルは地球に紹介された。
*リリカスとは、人類の意識変容を促すプロフェッショナル集団である教示者組織の名称である。「ウイングメーカー」と「フォーション」とは、このリリカスという集団内にあるサブグループである。
