
Quantum Pause
セッション7において呼吸に関するトピックがありましたので、「クォンタム・ポーズ」というウイングメーカーの呼吸法について若干の補足を行います。
クォンタム・ポーズには、幾つかのヴァリエーションがありますが、セッション7の背景を鑑み、『ネルダインタビュー5』のものをここでは紹介します。
クォンタム・ポーズについて
クォンタム・ポーズは、サヴァリン・インテグラル・プロセスの主要なツールです。呼吸に関して特筆すべきことは、あなたがこの世に生を受け、そしてこの世を去る最後の瞬間まで、あなたの経験と常に共にあることです。呼吸は誰もが持っていて、常にあなたと一体で持ち運び可能であり、「今」へとあなたを固定するものです。
以下は、クォンタム・ポーズを実践する上で推奨される段階的なプロセスです。好みや能力に応じて、自分自身のスタイルへと、このプロセスを応用する余地があることも合わせて伝えておきます。
ステップ1:目的の宣言
最初のステップは、目的の宣言と呼ばれています。このステップはシンプルで、始める前に自分の意図を宣言することを意味します。クォンタム・ポーズを行う際、一般的に二つの状態が考えられます。
1 私は、人類全体のためにこれを行います。
2 私は、人類の中の特定のメンバーのためにこれを行います。(自分自身、友人、家族など)
第1の状態は明白ですが、第2の状態は、状況によって様々なものがあります。例えば、家族や自分自身に寛容が要求されるシチュエーションで、クォンタム・ポーズを行うことがあるでしょう。目的が何であったとしても、最初の息を吸い込む前に、目的を宣言することをお勧めします。これが、後に続いていく全体のセッションに対するあなたの起源点(インセプション・ポイント)になります。
ステップ2:呼吸のベースライン(2~4サイクル)
呼吸という観点から見た場合、クォンタム・ポーズには4つの均等なパートがあります。
息を吸い込む(鼻から) > 息を止める > 息を吐く(口から)> 息を止める
この4つのパートを1サイクルと呼びます。サイクルは、以下の二つのセグメントに分割されます。
1 [息を吸い込む(鼻から)>息を止める]のセグメントは、「I AM」(私は個である)です。
2 [息を吐く(口から)>息を止める]のセグメントは、「WE ARE」(私は全体である)です。
目的を宣言した後、呼吸のベースラインを2~4回行います。その際、視覚化や思考、フィーリングが伴わないようにしてください。このステップは、シンプルにあなたの内的な状態を静め、あなたの意識を集中させて、「今」の中にあなたを完全に没入させるものです。

ステップ3:概念への集中(3~5サイクル)
ベースラインを確立した後、吸気のセグメントを行っている際、地球の中心から垂直に伸びる柱があなたの脳の中の松果体を貫き、無限へと向かって上方に伸びている様子を想像してください。
吸気の開始点が地球のコアから始まり、あなたが息を吸う際、垂直な線が地球のコアから伸び、あなたを貫き、無限に上方に伸びている様を思い浮かべてください。吸気の後、息を止めるところまできたならば、息を止めている間、「I AM」の意識のフィールドが、垂直の柱の内部で融合して一体になる様子を想像してください。
呼気のセグメントの間、あなたの心臓の領域を始点とする水平のバーを視覚化し、その棒(バー)があなたの三角筋から外側へと伸びて、地球をぐるっと取り囲んでいる様子を想像してください。呼気の後、息を止めるところに来たら、今度は「WE ARE」のフィールドが水平のバーの内部で融合している様子を想像してください。「WE ARE」の視覚化が、あなたを人類と地球上の生命とを結びつけます。
高解像度(色や細部など)で視覚化することは重要ではありません。これは概念への集中であって、どれくらい入念に各セグメントをこなしているか等、あなたのパフォーマンスに対するいかなる判断も必要ありません。あなたは自分の注意を高次の概念に向けているのであり、それだけで十分なのです。
「I AM」と「WE ARE」のこれらの概念は、テレビやインターネット、日々の生活環境の中におけるプログラミングと比較した場合、あなたが真実へと仕えることをサポートします。あなたがそれをどのように行っているかという判断は要りません。これはシンプルに概念へ集中することであり、それ自体で、幻想のホログラムのプログラミングからの束縛を緩めることができるのです。

ステップ4:ハートの美徳のボディ・レンズ(3~5サイクル)
吸気(イン・ブレス)のセグメントを行う際、ハートの美徳を用いることができます。美徳の種類はひとつでも、二つ以上でも構いません。例えば、息を吸い込む時、寛容の美徳を、あなたの身体全体を覆っているレンズとしてイメージします。あなたという存在全体を包み込むレンズとして美徳をイメージし、そのレンズを通じて外側を見ます。あなたは寛容の中に浸されています。息を止めている間、美徳が増大し、あなたを取り囲んでいる透明なエネルギー・フィールドとなります。
呼気のセグメントに移行する際、あなたがフォーカスしているハートの美徳を解き放ちます。美徳が解放される対象は、目的の宣言に従って、人類全体、あなたの家族、同僚、友人、隣人、ペット、動物、植物となり、あるいは自分自身のみでも構いません。
このプロセスを実践する際、自分自身にハートの美徳を向けることが重要です。あなたには、自己寛容、自己同情、自己理解、自己感謝が必要なのです。一日の終りにこれを行って、その日に出会った他人や人類全体にフォーカスするのがベストであることが多いでしょう。しかし、これは個人的なプロセスであるため、何が効果的であるのかは、あなたが自分で決めなくてはなりません。
ステップ5:完了
サイクルを完了したとあなたが感じた時、あなたが先ほど抱いていた無限の概念のフレームワークの中で創造主に向かって感謝の美徳を送ることができます。その後、セッション全体を想い起してイメージし、それを豆や小石程のサイズのものに圧縮してセッションを吸収させて、松果体の内部にしっかりと配置し、そこからセッションのエネルギーを放射させます。
そして、「完了」と宣言して目を開いて、セッション全体を解除させます。いかなるバイアスも、結果に対する偏愛も抱かないでください。あなたがセッションの外へ出た後は、ニュートラルです。
補足的な提案
【クォンタム・ポーズの縮約ヴァージョン】
クォンタム・ポーズを二、三週ほど実践した後に、リアル・タイムの環境で適用できるように、5段階のセッションを30秒のセッションに縮約し、あなたの体験を転送できないか検討してみましょう。それが達成されたなら、次にそれを10秒のセッションにし、最終的には3秒のセッションを目指します。
クォンタム・ポーズの体験(呼吸の側面ではないもの)を、短いタイム・セグメントの中に縮約するというアイディアによって、リアル・タイムの経験の中でクォンタム・ポーズが利用可能となります。それによって、電話の応対や会議、運転中、配偶者との会話などに5段階の形式と時間を必要とせずに、あなたの体験を目覚めさせることができます。
【呼吸法】
呼吸のパートの時間的な長さによって結果が良くなるということはありません。結果と呼吸の長さの間には相関性はないのです。しかしながら、クォンタム・ポーズのプロセスを極めていく中で、呼吸への注意は無くなっていくでしょう。そうすることで自律性が高まり、注意がもっと想像性とフィーリングが重視された状態になるでしょう。
【目的】
クォンタム・ポーズの目的は、肉体から離れたり、その結果として「ポジティブ」な体験を引き寄せたりするものではありません。そのような領域を目的としてはいないのです。クォンタム・ポーズは、マインドを対象とした体験を生み出したり、別の世界の視覚化を提供したりするようにはデザインされてはいません。もし、あなたが自分の目的と無関係な何かを見たり、感じたりした場合は、それを静かに、しかし、きっぱりと取り除いてください。
【姿勢】
瞑想とは異なり、クォンタム・ポーズは特別な姿勢を必要としません。ベッドの中で、寝ながらでも実践できるのです。立ったままでも、座った状態でも実践できます。つまり、実践する際に姿勢は無関係なのです。クォンタム・ポーズは、人間という装置(ヒューマン・インストゥルメント)のための瞑想はありません。それは、サヴァリン・インテグラルの意識を解き明かすための行動的なエクササイズです。
【同期化】
あなたがクォンタム・ポーズを実践されるのならば、午前零時にセッションを開始してください。そうすれば、あなたの体験と他の人の体験がシンクロし、エネルギーを拡大することができるでしょう。24時間の内、どこから開始しても問題ありませんが、可能であれば午前零時から始めましょう。
呼吸についての補足と提案
瞑想における呼吸法の位置付け
このクォンタム・ポーズに限らず、あらゆる呼吸法は瞑想の準備体操のようなものです。手段であって、目的は別にあります。目的の一つとしては、「思考のおしゃべり」を沈黙させることにあります。人は無になることは難しいけれども、呼吸に集中することによって雑念をシャットアウトすることができます。
呼吸法を実践するもう一つの意義は、心身をリラックスさせることにあります。心を鎮め、内なる声に耳を澄ますことに瞑想の目的はあり、これはヨガなども同じです。それらのテクニックは純粋にリラックスするための手段です。その先の瞑想にこそ本当の目的があります。
ウイングメーカーの音楽の利用
エイトさんの情報によれば、エンシェントアローの第8室と、第12室が呼吸に関連しているとのことです。無料で音楽が利用できるウェブサイトを紹介しますので、各自で探求してみてください。ウイングメーカーは「プラットフォーム」を提供するだけであり、答えは自分で探求します。一人ひとりが感じるままに、呼吸と音楽を応用してください。
https://soundcloud.com/wingmakers-com
ライジングハート
読者の皆さまにお願いがあります。日本にも多くのポータルが存在しますが、以下の二つのポータルの活性化が必要となっています。
・白神山地(青森/秋田)
・長門峡(山口)
呼吸法に熟達されましたら、下記呼吸法「ライジングハート」を各ポータルにて実践してみてください。
