The Weather Composer The Battlefield is Born
太陽嵐が文明を奪った日、運命は三人を選んだ──その邂逅が、地球の未来を書き換える
人類を9割失わせた「サンロット」から12年。超高知能(UHIQ)に選ばれた三人──テラン・カーン、ヌーラ・ヨナン、マリク・アル=ハシミが、教育と権力の思惑により同じ舞台へ。予言、科学、信仰が交差する中、天候を「作曲」し世界の破滅を防ぎたいというテランの志は、世界秩序と真っ向から衝突する。希望か、支配か。戦場は、目に見えない心と意志の領域に生まれる。
予言×科学×政治が絡み合うトライアド・サスペンス
「サンロット」──過剰な太陽活動が引き起こした未曾有の災厄は、人類の9割を失わせ、文明を中世の暗黒時代同然に後退させた。混乱の後、樹立された世界政府「グレーター・ネイション」は、再建の鍵をUHIQ(超高知能)の教育プログラムに託す。
そんな中、同じ夜に同じ地で生まれた三人の子どもが歴史の中心へと導かれていく。
テラン・カーン──部族に「マフディ」として崇められながらも、その宿命を拒み、二度目のサンロットに備え「天候を作曲する」科学を志す少年。
ヌーラ・ヨナン──静謐な共感と透徹した洞察で、人の心に触れ、見えない秩序を和らげる少女。
そしてマリク・アル=ハシミ──片眼に黒いレンズを宿す早熟の天才。科学と権力の臨界で、自らのアジェンダを冷ややかに押し進める。
漏洩した古の予言、機密研究、宗教と国家の利害が錯綜する中、一兆に一人の知性をめぐりFRC(ファカルティ・リサーチセンター)を舞台に物語は紡がれていく。
少年の願いはただ一つ──次の破滅を許さないこと。しかし、その方法は既存の支配構造を根底から揺るがす。戦いは銃弾よりも先に、意識、信念、そして「心」の選択において始まる。ウェザー・コンポーザー第2巻『戦場の胎動』は、予言と科学の交差点で、人間の自由意志と共感の力を問うスリリングな叙事詩だ。前作を超えるスケールで、世界の運命と一人の少年の選択が描かれる。
ウイングメーカーのクリエーター、ジェームズ・マヒューによる壮大な物語世界。第1巻『マフディの出現』に続く、ウェザー・コンポーザー三部作の第2作。
いま、運命の戦場に立つ三人の選択を目撃せよ!



